エビデンス(妥当な方法によって得られた統計データの分析結果に基づく科学的根拠)による問題解決の先駆者として、また、「疫学の父」として知られている、外科医ジョン・スノウの、コレラの防疫策を導出した分析の原典です。 水道会社のSouthwark and Vauxhall Companyから水道を供給されていた世帯のコレラによる死亡率が、Lambeth Companyから水道を供給されていた世帯の約8.5倍というエビデンスに着目し、Southwark and Vauxhall Companyの利用を止める解決策を導いた分析です。
Snow, John (1855). On the Mode of Communication of Cholera (2nd ed.). London: John Churchill.
(2017年11月20日にFacebookに投稿したテキストを再掲)